人形浄瑠璃 文楽から発展した素浄瑠璃は、人形を伴わない、語り(太夫)と三味線のみで物語を紡ぐ語りの芸術として古くから親しまれています。
【素浄瑠璃の会 復曲浄瑠璃「姫小松子日の遊」三段目 俊寛島物語の段】
(ひめこまつねのびのあそび しゅんかんしまものがたり)
宝暦七年(1757)に大阪竹本座で初演、近松の「平家女護島」(1719)の改作ですが、江戸期にはこちらの方が主流に。流罪になった俊寛は、鬼界ヶ島から密かに帰還し、山賊の頭領になっていた…という物語。
解説と対談付きで分かりやすくお届けします。
出演/太夫:竹本千歳太夫、三味線:野澤錦糸
*公演日当日に限り、公演チケット提示で常設展示室を割引料金(団体料金)でご見学いただけます。