古くから日本家屋の暮らしに欠かせない掛軸や襖・屏風などの「表具」。
絶えず変わる人の営みの中で、伝統を受け継ぎ、新しいものを生み出す
岩崎晃氏(江東区登録無形文化財保持者)の作品を通して、表具のさまざまな魅力をご覧ください。
~岩崎晃より~
表具師の仕事は大変な緊張の下に行われます。
けれども自らの作品展はそのような制約を忘れて
本来のものづくりの楽しさを思い出させてくれます。
今回は私達の住まいには飾れないような大作を展示致しました。
どうか楽しんで下さい。
■ 岩崎 晃 略歴
昭和31 年東京都深川木場に生まれ 駒場東邦高校、上智大学卒業
屏風、掛軸、額の表装をはじめ、文化財の修復なども手がける
一級技能士、江東区優秀技能者
平成17 年技能グランプリ表具部門優勝
江東区無形文化財
東京都伝統工芸士