人形浄瑠璃 文楽から発展した素浄瑠璃は、人形を伴わない、語り(太夫)と三味線のみで物語を紡ぐ語りの芸術として古くから親しまれています。
【素浄瑠璃の会 義士銘々伝 弥作鎌腹の段】
(ぎしめいめいでん やさくかまばらのだん)
人気公演「素浄瑠璃の会」、12月はこの季節に相応しく「忠臣蔵」より「義士銘々伝 弥作鎌腹の段」をお届けします。赤穂浪士「萱野和助」の兄、百姓「弥作」が主人公。強欲な村役人「芝村七太夫」の為に弟の養子縁組を請け負わされ窮地に陥る兄と、討ち入りを目前にひかえた弟。兄弟の運命は…ぜひお楽しみ下さい。
※終演後、演者による解説と対談付き
出演/太夫:竹本千歳太夫、三味線:野澤錦糸
*公演日当日に限り、公演チケット提示で常設展示室を割引料金(団体料金)でご見学いただけます。