人形浄瑠璃 文楽から発展した素浄瑠璃は、人形を伴わない、語り(太夫)と三味線のみで物語を紡ぐ語りの芸術として古くから親しまれています。
人気公演「素浄瑠璃の会」。5月公演は、戦前まで伝承されていた「世話物の大関」とも言われる難曲、『往古曽根崎村噂(むかしむかしそねざきむらのうわさ)教興寺村(きょうこうじむら)の段』をお届けします。近松門左衛門の傑作『曽根崎心中』の中から、主人公の徳兵衛と遊女お初の心中にいたるまでの一幕を竹本千歳太夫と野澤錦糸の名タッグが復曲。ぜひお聞き逃しなく!
※終演後、演者による解説と対談があります。
出演/浄瑠璃:竹本千歳太夫、三味線:野澤錦糸
*公演日当日に限り、公演チケット提示で常設展示室を割引料金(団体料金)でご見学いただけます。