講師
横浜国立大学名誉教授 川添裕(かわぞえゆう)、北区飛鳥山博物館学芸員 田中葉子(たなかようこ)、横浜開港資料館主任調査研究員 吉崎雅規(よしざきまさき)
2025年5月22日() | 第1回 「江戸にラクダがやって来た」講師:川添裕 |
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2025年5月29日() | 第2回 「曲芸師・早竹虎吉のアメリカ」講師:川添裕 |
2025年6月19日() | 第3回 「瓦版から読むペリー来航と江戸」講師:田中葉子 |
2025年7月24日() | 第4回 「慶応期の江戸と外国人」講師:吉崎雅規 |
江戸時代後期には、江戸に多くの外国文化や外国人が入ってきます。いわゆる「鎖国」を続けてきた日本人は、時代の変化にどのような対応をしたのでしょう。本講座では異国の動物の日本巡業による人々の熱狂、ペリー来航で江戸に出回る瓦版や黒船見学ブーム、江戸に住んだ外国人が起こす波紋などの事例から、好奇心旺盛な江戸っ子の姿や当時の日本の様子を考えていきます。
講師紹介
川添裕(横浜国立大学名誉教授)
見世物・落語・歌舞伎・信仰民俗を中心とする日本文化史と、国際横浜学、接続文化史(日米欧及び東アジア)を研究。著書に『江戸にラクダがやって来た―日本人と異国・自国の形象』(岩波書店、2022年)等。
田中葉子(北区飛鳥山博物館学芸員)
専門は日本近世史、かわら版を研究素材とする。著書に『浦賀大変!かわら版にみる黒船来航』(田中葉子・斎藤純編 浦賀歴史研究所、2014年)等。
吉崎雅規(横浜開港資料館主任調査研究員)
専門は日本近世史、幕末の日本と外国の関係を探る幕末対外関係史。著書に『幕末江戸と外国人』(同成社、2020年)等。