講師
多摩美術大学美術学部リベラルアーツセンター教授
木下京子(きのしたきょうこ)
2025年11月20日() | 第1回 狩野派の誕生 血脈による画壇制覇への道 -狩野正信・元信を中心に |
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2025年11月27日() | 第2回 天下人に愛された狩野派の絵師たち -狩野永徳 ・山楽を中心に |
2025年12月4日() | 第3回 狩野派の規範の確立とその展開 -狩野探幽を中心に |
2025年12月11日() | 第4回 幕末から明治へ 受け継がれる日本絵画の理想 -木挽町狩野派と狩野芳崖、橋本雅邦を中心に |
足利幕府の御用絵師を務めた狩野正信を始祖とし、信長・秀吉・家康ら天下人に重用され日本最大の絵師集団となった狩野派。彼らは400年にもわたる命脈を保ち、その時々の権力者の嗜好や時代の気分を巧みに取り入れ、画壇に君臨した。
本講座では各時代を代表する作品を通して、狩野派の魅力に迫る。
講師略歴
木下京子(きのしたきょうこ)近著
木下京子編『近世杉戸絵の総合的研究(仮題)』思文閣出版(2026年3月出版予定)
Felice Fischer and Kyoko Kinoshita. Arts of Japan: Highlights form the Philadelphia Museum of Art (2023)
木下京子「池大雅筆『五百羅漢図』」、『國華』第1530号(2023)