財団ホーム亀戸文化センター・商工情報センターイベント情報笑った分だけ、怖くなるVol.2
白石加代子女優生活50周年記念公演
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演出 | 小野寺修二 |
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出演 | 白石加代子、佐野史郎 |
上演台本 | 「乗越駅の刑罰」笹部博司、「ベーコン」佐野史郎 |
演目 | 第一ラウンド 筒井康隆 作「乗越駅の刑罰」(新潮文庫刊『懲戒の部屋』より) 小説家の入江は七年ぶりの里帰りで乗越駅にやってくる。無人と思い切符を出さずに改 札を抜けようとすると、駅員に呼び止められる。入江の弁解を一切認めず駅員は言葉尻 をとらえて執拗に入江をイビる。そこに、もう一人の駅員が来て子猫入りスープを作り 始める。怖くなった入江は金を渡して逃げようとするが、余計怒りにふれて、無理やり 猫スープを飲まされて… 逃げ場なしの悪夢的状況に佐野史郎はどうなってしまうのか… 第二ラウンド 井上荒野 作「ベーコン」(集英社文庫) 母は家族を置いて家を出た。その母が死んだ。葬式で母の恋人と出会った「私」。 初めてだった。男からそんな目で見つめられたのは。男の視線につき動かされ、彼の家 へ通いつめる「私」。 男が作ったベーコンを食べたとき、強い衝動に襲われ禁断の愛の味を知る- 佐野史郎熱望により井上荒野にオファー。白石加代子と佐野史郎の禁断の愛はとても スリリングで濃密な予感。 |
公演紹介 | 白石加代子と佐野史郎という強力なタッグなくしては実現し得なかったこの企画。 2015年4月にVol.1を上演。小野寺修二の演出により二人が動き、動き、動く。 これは朗読劇? ドラマリーディング? 客席がうねりにうねり、笑いに笑い、そしてえもいわれぬ恐怖。 読書中の脳内がそのまま舞台に飛び出し、五感で小説を体感させてくれた。 2年の歳月を経て、待望の第2弾が堂々上演決定です。 |