開催イベントのご案内
① 記念講演会「伊能忠敬測量の日本地図を読む-200年前の日本の姿-」 | 伊能忠敬(1745~1818)は、50歳を過ぎてから足かけ17年をかけ、日本全国を巡り海岸線や街道などを測量し、史上初めての実測日本地図(伊能図)を完成させ、幕府に提出しました。その中には、国宝や重要文化財に指定されているものもあり、明治期に模写された図もあります。伊能図を通して知られる200年前の日本の姿について解き明かします。 ・日時:4月18日(日)13:30~15:00 ・講師:星埜由尚(伊能忠敬研究会特別顧問、元国土地理院長) 昭和21年生まれ。74歳。東京大学大学院(地理学)修了後、国土地理院で測量・地図の行政・事業・研究に従事。平成16年国土地理院長退官後、日本測量協会等の役員を歴任。現在、東京地学協会副会長、伊能忠敬研究会特別顧問。 ・会場:江東区文化センターホール ・入場料:無料 全席自由 ・要申込み:3月10日(水)9:00~ 江東区文化センター TEL.03-3644-8111 |
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② 記念展示会-伊能図と測量機器などの展示- | 「大日本沿海輿地全図(通称:伊能図)」は、伊能忠敬らによって寛政12(1800)年から足掛け17年にわたる測量により製作された日本全土の地図で、文政4(1821)年に完成しました。その伊能図(複製)と最新のコンピューター技術で再作成された令和の伊能図及び伊能測量に使われた機器(複製)を展示します。 ・会期:4月16日(金)~18日(日)10:00~20:00(解説員の対応は17:00まで) ・入場料:無料 ・会場:江東区文化センター展示ロビー・談話ロビー・展示室 |
③ 伊能忠敬の測量にチャレンジしよう | 伊能忠敬が全国の地図を描くために行った測量では、測量ルートに沿って距離と角度(北からの方位角)を測る方法が用いられました。距離は、最初は歩測(歩幅を物差しにする方法)、後には主に間縄という目盛付きのロープで測り、角度は磁石で測りました。今回は、距離は歩測で測り、角度はオリエンテーリング競技用のコンパスを利用して伊能忠敬の測量を再現します。 ・日時:4月16日(金)~18日(日)10:00~17:00(16:30最終受付) ・参加費:無料 ・会場:江東区文化センター中庭(雨天の場合は屋内で開催) ・申込み:不要。どなたでも参加できます。当日、会場にお越しください。 |
④ 地図の折り方教室-地図のミウラ折りに挑戦しよう- | 地図のミウラ折りは、人工衛星の太陽電池パネルのたたみ方考案者である東京大学名誉教授の三浦公亮氏が考案されたものです。あーら不思議、折りたたまれた地図の対角線部分をもって左右に引っ張れば一瞬にして一面の地図に広げられ、戻せばたためます。ミウラ折りは、便利な地図の折り方で、旅行やハイキングなどで、小さくたたんだ地図が簡単に広げて見られます。 ・日時:4月16日(金)~18日(日)10:00~17:00(16:30最終受付) ・参加費:無料 ・会場:江東区文化センター展示室 ・申込み:不要。どなたでも参加できます。当日、会場にお越しください。 |