砂町文化センターでは毎年、石田波郷(いしだはきょう)の命日である11月21日にあわせて企画展を開催しています。
石塚友二(いしづかともじ)は、石田波郷とともに俳句結社「鶴」を立ち上げ、波郷没後は「鶴」を継承したため、波郷を支えた俳人という印象が強くあります。
しかし実際の友二は、出版人として沙羅書房を設立、小説家としては自身の結婚を題材にした小説「松風」で芥川賞候補、池谷信三郎賞受賞しています。また、川端康成の勧めで鎌倉文庫に入社するなど、波郷とは異なる人脈や創作活動の場を持っていました。
展示では、新しく寄贈された資料から、友二が関わっていた刑務所関係の刊行物や交流に焦点をあて新たな友二像に迫ります。
ぜひこの機会に、貴重な資料の数々をご覧ください。