内容
本年は、戦国大名・武田氏の本拠地である「甲府」の開府から500年の年となります。
信虎、信玄、勝頼の3代に亘って、甲斐の戦国大名として名を馳せた武田氏の中では、数々の武勇を世に轟かせ甲斐の虎と恐れられた武田信玄、長篠の大敗や悲劇的な最期がクローズアップされる武田勝頼、これら2人に比すると注目されることの少ない武田信虎。
そんな信虎は、甲斐の統一と戦国時代における武田氏の基盤を形成し、そして「甲府」の開府の祖でありながら、後年、実子・信玄によって甲斐国を追放されるという生涯を送りました。
今回の講座では、甲府の開府500年という節目を迎えるにあたり、そんな武田信虎の生涯と時代の背景を学んでいきます。