内容
松尾芭蕉とその友人の山口素堂や杉風、曾良、園女などの弟子たちが住み、暮らした深川には、一茶、白雄、波郷など芭蕉以外にもゆかりの俳人が多数います。
その俳人の深川とのゆかり、生涯、作品、そして生きた時代を俳人でもある講師の視点で探っていきます。
*講師紹介*
■2/4 「小林一茶~芭蕉の臑をかじりながら」
大谷 弘至(おおたに ひろし)
1980年福岡県生まれ。2011年に長谷川櫂より「古志」を引き継ぎ、主宰となる。
句集に『大旦』『蕾』、著書に『小林一茶』
『小林一茶はなぜ辞世の句を詠まなかったのか楽しい孤独』など。
■2/18 「川端茅舎とホトトギスの俳人たち」
稲畑 廣太郎(いなはた こうたろう)
1957年兵庫県生まれ。俳誌「ホトトギス」主宰、同編集長。
日本伝統俳句協会常務理事、虚子記念文学館常務理事。
句集『廣太郎句集』『半分』著書『曾祖父虚子の一句』など。
■3/4 「橋本夢道と自由律俳句」
今井 聖(いまい せい)
1950年新潟県生まれ。1971年、加藤楸邨に師事。
1996年、俳誌「街」を創刊。
最新句集「九月の明るい坂」、著書『言葉となればもう古し-加藤楸邨論』など。
■3/11 「石田波郷~戦後俳句の巨人」
鈴木 しげを(すずき しげを)
1942年、東京生まれ。1963年、「鶴」入会。
石田波郷、石塚友二、星野麥丘人に師事。星野麥丘人没後、「鶴」主宰継承。
句集に「山法師」「初時雨」など。
■3/18 「加舎白雄~芭蕉(蕉風)を継いだ俳人」
稲葉 有祐(いなば ゆうすけ)
1977年東京都生まれ。和光大学表現学部総合文化学科准教授。
著書に「江戸吉原叢刊」、「化物で楽しむ江戸狂歌『狂歌百鬼夜行』をよむ」
「連歌大観」など。
※一部、日程と講師が変更になりました